診療のご案内
Medical Services形成外科
形成外科について
当法人の形成外科では乳腺科と連携した乳房再建術をはじめ、他の診療科と連携・協力して治療を行っておりますので、安心して受診していただくことができます。
患者さんの話をよく聞き、共に治療法を考えますので、お気軽にご相談ください。
診療内容
- 乳房再建(インプラント、広背筋を用いた再建)
- ケロイド
- 乳頭乳輪形成
- 陥没乳頭、乳輪下膿瘍
- 抗がん剤による副作用(爪の変形、血管外露出など)
- リンパ浮腫のケア
診療スケジュールについて
| 医師名 | 診療スケジュール |
|---|---|
| 猪狩 紀子 | 第1・3・5週 月曜日 |
| 矢永 博子 | 偶数月 第2週 水曜日 |
お問い合わせについて
日程などのお問い合わせについては、0985-32-0011までご確認ください。
乳房再建について
乳房再建術は、乳がんで失った乳房をあたらしく作り直す手術です。
乳房全摘手術を受けて乳房や乳頭乳輪を失った場合、温存手術を受けて乳房が変形した場合、乳房全摘で大胸筋が残っていない場合、放射線治療を受けた場合でも行うことができます。
再建をすることは、乳房を失ったという喪失感の緩和やパッドを入れるわずらわしさの軽減につながります。一人で思い悩まずに、ぜひご相談ください。
乳腺外科医による乳がん手術の後、形成外科医によって行われます。
当院では根治性と整容性を両立するため、乳腺外科医と形成外科医がチームとなって、乳房再建術に取り組んでいます。
乳がん手術と同時に行う一次再建から、一定の期間をおいた後に行う二次再建、乳頭乳輪再建まで、一貫した体制で対応いたします。
美容整形の豊胸手術とは異なり、健康保険が適用されます。
保険適用のブレスト・インプラント(シリコン製人工乳房)とティッシュ・エキスパンダー(組織拡張器)を使用する乳房再建術は、日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会の認定を受けた施設に限り実施できます。当院は認定を受けており、インプラントによる乳房再建を保険適用で実施しています。
乳房再建術の種類について
乳房再建術は、行うタイミングや術式によって、分類されています。
再建のタイミング
-
一次再建
乳がんの手術と同時に行う方法です。同時再建・即時再建も同じ意味です。
-
二次再建
乳がんの手術後に一定の期間をおいてから行う方法です。
再建の術式
-
インプラントによる乳房再建(保険適用)
通常、ティッシュ・エキスパンダー(組織拡張器)とブレスト・インプラント(シリコン製人工乳房)を併用する方法です。
-
自家組織による乳房再建(保険適用)
患者さんご自身のお腹や背中の組織を使う方法です。
-
脂肪注入による乳房再建(自費診療)
患者さんのおなかや太ももの脂肪を吸引して、胸に注入して再建する方法です。脂肪生着率は10〜40%ですが、患者さんからごく少量の脂肪を採取し、その中に含まれる脂肪幹細胞を培養し、吸引した脂肪に混ぜて注入すると脂肪生着率が30〜70%程度にアップします。
※当院ではインプラントによる再建と背中(自家組織)の組織を使う再建を行っています。そのほかの再建方法をご希望の場合はご相談ください。
リンパ浮腫について
「保存治療」と「外科治療」を組み合わせ、より効果的な「上肢・下肢のリンパ浮腫治療」を提供しています。
リンパ浮腫外来では、医療リンパドレナージセラピストによる「保存治療」を中心に効果的なリンパ浮腫治療を提供しています。
また、同グループの相良病院(鹿児島)と連携し、スーパーマイクロサージャリーを用いた「外料治療」を鹿児島で行っております。
詳しくはリンパ浮腫外来にてご相談ください。
リンパ浮腫とは
リンパ浮腫とは、何らかの理由でリンパ液が皮膚の下にたまり、むくんだ状態を指します。
原因は2つに分けられます。
- 主に悪性腫瘍の手術(リンパ節の切除)や放射線治療・抗がん剤治療、外傷などによって、リンパの流れが悪くなるもの。
- 元々リンパ管系の低形成・無形成があり、何らかの契機で発症するもの。
検査方法
検査は、患者さんの状態に応じて、下記の検査を組み合わせて行います。
・血液検査・造影CT・CT・MRI・SPECT/CT
治療方法
治療方法には、「保存治療」と「外科治療」があります。
「保存治療」と「外科治療」を組み合わせ、患者さんの病状にあわせた最適な治療を行うことで、重症化を予防しリンパ浮腫を改善することができます。
※当院では「保存治療」を中心に行っています。「外科的治療」をご希望の場合は相良病院へのご紹介となります。